臨床研究情報の公開について(オプチアウト)
医療法人すがわら内科呼吸器科ではオプチアウトを用いた臨床研究を下記の通り実施しています。
研究への参加を希望されない場合は以下の手順にてご連絡ください。
1.当院の電話番号 0144-76-7011へご連絡ください。
2.「オプチアウト」のページを見たとお伝えください。
3.研究担当者に連絡させていただきます。
研究テーマ1:喘息における長時間作用性抗コリン薬追加による治療効果に関する研究
喘息と診断されて治療中の患者様の診療情報を用いた解析を行う研究に対する ご協力のお願い
2023年5月18日
すがわら内科呼吸器科研究責任者 院長 菅原洋行
すがわら内科呼吸器科では、最適な治療を患者様に提供するために、病気の特性を研究し、診断と治療の改善に努めています。これまで、咳喘息、気管支喘息、COPDについて研究して、論文に表してきました。
参考論文
(1) Sugawara et al. Respiratory Research 2019, 20:40.
(2) Sugawara et al. Respiratory Research 2020, 21:226.
(3) Sugawara et al. BMC Pulmonary Medicine 2022, 22:185.
喘息の治療目標は、症状や増悪がなく、薬剤の副作用がなく、呼吸機能を正常なレベルに維持することである。喘息コントロール状態を把握し、治療強度に応じた4つの治療ステップで治療し、コントロール良好を目指します。最近、喘息増悪時に、長時間作用性抗コリン薬の追加治療が推奨されています。この治療の経過を観察し、QOL、呼吸機能、インパルスオシロメトリーを測定し、治療の有用性と気道病変の関係を明らかにしたいと考えています。
1.対象となる方
- 当院で喘息と診断されて治療されている方
2.研究課題名
- 喘息における長時間作用性抗コリン薬追加による呼吸機能とインパルスオシロメトリーの検討
3.研究実施機関
- 医療法人すがわら内科呼吸器科
4.本研究の実施期間
- 2023年5月に倫理委員会に申請し、承認から2026年12月まで
5. 本研究の意義・目的・方法
- 本研究では喘息と診断されて治療されている重症患者さんが増悪した場合、ガイドラインが推奨する長時間作用性抗コリン薬を追加して、臨床経過を観察し、呼吸機能、QOL、インパルスオシロメトリーを測定し、治療効果と気道病変の関係を検討する。
6.個人情報の取り扱いについて
- それぞれの診療情報は研究責任者が厳重に管理いたしますので、あなたの個人情報は守られます。
7.問い合わせ
- 本研究に関する質問や確認は、すがわら内科呼吸器科 菅原洋行 (0144-76-7011)へご連絡ください。
研究テーマ2:COPDにおける呼吸機能低下に及ぼす因子の検討
1.対象となる方
- 当院でCOPDと診断されて治療された方
2.研究課題名
- ①COPDにおける禁煙と併存症の呼吸機能低下に及ぼす影響
- ②COPDにおける呼吸機能の経年低下とインパルスオシロメトリーの関係
3.研究実施機関
- 医療法人すがわら内科呼吸器科
4.研究の実施期間
- 倫理委員会から承認を得た2020年11月~2024年12月
5.研究の目的や意義について
- 当院の臨床研究からどんな合併症が呼吸機能を低下させるのか、気道抵抗(気道の空気の通りにくさ)測定から将来の呼吸機能低下が予測できないかを検討課題としています。個々の患者様にとっての最適な治療法を明らかにすることを目的にしています。
6.研究の方法について
- COPDと診断された40歳以上の患者様が対象です。この研究では、日常診療で行った検査の結果を解析し、COPD患者さまにおいて治療法の有効性と重要性を検討致しますので、新たな検査を行うことはありません。
7.個人情報の取扱いについて
- それぞれの診療情報は研究責任者が厳重に管理致しますので、あなたの個人情報は守られます。
8.問い合わせ
- 本研究に関する質問や確認は、すがわら内科呼吸器科 菅原洋行 (0144-76-7011)へご連絡ください。